日本医科大学放射線医学教室
主任教授 汲田 伸一郎
日本医科大学放射線医学教室は1935年の開講以来80年以上の歴史を誇る教室であり、主任教授は自分で6代目です。現在、付属病院の放射線科勤務医は大学院生・専修医・非常勤講師を含めると約50名が在籍しており、質・量ともに全国屈指の放射線医学教室であると自負しております。
近年の放射線画像診断・治療における進歩には目を見張るものがあり、最先端の知識・技能を身につけた放射線科医のニーズが今後とも上昇し続けていくと考えるのは容易です。当教室では全ての臓器・全てのモダリティの診断を行うという特徴を有しています。全てのモダリティには優秀な専門医を配しており、マンツーマンの指導が受けられますので、若い研修医の皆さんも全く心配いりません。
当院の放射線機器として、全て64列以上の多列CT 、MRI 、IVR-CT装置、3Dマンモグラフィ、半導体SPECT装置、IMRT対応放射線治療機、さらには病院に併設されている健診医療センターにはPET/CT装置3台を擁しているなど最新鋭の機器を装備しています。若い皆さんには、これらを用い幅広い診療はもとより、最先端の研究にも携わっていただきたいと考えています。
嬉しいことに当教室は日本医科大学出身者のみならず、全国様々な大学出身の皆さんに入局してもらっております。やる気のある皆さんと、明るい活気のある教室を築いていきたいと心より願っております。